富士登山駅伝
富士登山駅伝が終わった。
苦しい大会でした。
この20年でこんなに天気が悪い日はなかったと言わしめた今回のレース。
富士登山駅伝は
御殿場競技場から6人の選手で富士山頂まで襷をつなぎ、
同じ6人で今度は競技場までを一気に駆け降りる駅伝だ。
自衛隊部門、一般部門と別れ、100チームくらいが参加する。
普通の人では考えられないタイムで選手が駆け上り、駆け下りていく。
ただでさえたくさんの危険と隣り合わせのレースなのに、
昨日は最悪の天候。
あまりの雨風にスタート直前、6区(そう山頂区)が中止になった。
5区まで(約7合目半)で折り返していくことになったのだ。
6区の選手はそれまでそのために練習し、
気持ちを整え、心身共に調整してきたのに走ることさえできない。
いくら自然の摂理といえど、
選手たちのこころを思うと悔しくて痛くてやりきれなくなった。
くやしい・・・・
”ゴメンなさい”と神様にあやまった。。。
レースは過酷な条件の中進んだ。
お世話になっている大好きなクラブから2チーム出走しており、
応援するため5区の終了地点(約7合目半)まで登り、
折り返し地点少し前で選手を待っていた。
風雨で寒くて寒くて震えが止まらない。。。
小屋はそんな人で溢れかえり、ゆっくりする場所もない。
仕方ない、、、
滝ヶ原自衛隊のみやはらさんがトップでやってきて、
颯爽と通り抜けていった。
おくのみやさんも通り過ぎる。
しばらくしてやぎぬまさんがやってきた。
ん!?いつもの感じと違う
あんなに強いランナーが小さくなり、
もう足元がフラフラ、大きい声で声をかけても届かない様子
どうしたのか、、、
身体に何か異変が起きていることは確かだったが、
必死に声をかけてみるが、
反応がない。。。
登りを見送ると、すぐに下ってきた。
足はフラフラ、下れていない
どうしよう。。何もできない。。
何回も転びながらただ襷をつなげるためだけに
血だらけになって下っていった。
”どうにか無事に降りて欲しい”
ただ願った
もう1チーム、ふくだくんを待たなきゃ
目を凝らし選手の中から探す
彼を上から見つけたとき、
嫌な予感が当たってしまったと思った
なんとふくだくんも同じような状態だったのだ。
走っているのに身体は震え、
足はフラフラ、
声をかけても届いているのかわからず、、、
なんでなんだろ
なんでそんなにいじめるんですか。。。
彼も身体が何かおかしくなっていた。
痛々しくて見ていられないが、
必死で声をかける。
登りを終え、下りを見送った。
無事降りて欲しい。。。
心配で自分もすぐに4区中継地点まで下山した。
砂まみれで、
尋常ないくらい震えるふくだくんをチームメイトが看護していた。
大雨の中、もっている服を着せ、
雨を塞ぐが彼の震えは治まらない。。。
やぎぬまさんの情報を聞くと、
4区中継点に到着したとき足は血だらけ、
身体は震え一歩も歩けない状態になっており、
仲間が背負って下山したということだった。
でもでも、
なんと2チームともちゃんと襷がつながっていた。。。
下のロード区間では命がけでつなげた襷をかけ、
まだ選手たちが走っていたのだった。
入賞圏内から狙えない位置になっても
チームだから、、、必死に最後まで襷をつなげる
なみだがでてきます
強いぬくもりをかんじました。
”すごい”
”すごすぎです”
カッコよすぎです
チームっていいなぁ
感動です
結局5区の彼らの身体に起きていたこと。
それは強い雨風のため奪われた体温、
寒さのため低体温になってしまっていたと思われる。
その上、富士山という酸素の薄い高地で
極限に追い込んで走るから身体が途中で異変をきたすことになる。
厳しい特訓をつんでいるが、
何が起こるかわからない
やぎぬまさん自身はレース中の記憶が途中から途絶えていて、
レース後半を覚えていなかった
心配されていた2人は下山し、
無事元気を取り戻すことができた
何より無事でいてくれたことが結果よりもよかったと思う。
結果は、来年につなげればいいんです、
来年また頑張る、
それだけなんです
ほんとにいいもの見させてもらいました。
戦う男たち、
それを支える愛いっぱいの仲間たち。
感動をありがとう
苦しい大会でした。
この20年でこんなに天気が悪い日はなかったと言わしめた今回のレース。
富士登山駅伝は
御殿場競技場から6人の選手で富士山頂まで襷をつなぎ、
同じ6人で今度は競技場までを一気に駆け降りる駅伝だ。
自衛隊部門、一般部門と別れ、100チームくらいが参加する。
普通の人では考えられないタイムで選手が駆け上り、駆け下りていく。
ただでさえたくさんの危険と隣り合わせのレースなのに、
昨日は最悪の天候。
あまりの雨風にスタート直前、6区(そう山頂区)が中止になった。
5区まで(約7合目半)で折り返していくことになったのだ。
6区の選手はそれまでそのために練習し、
気持ちを整え、心身共に調整してきたのに走ることさえできない。
いくら自然の摂理といえど、
選手たちのこころを思うと悔しくて痛くてやりきれなくなった。
くやしい・・・・
”ゴメンなさい”と神様にあやまった。。。
レースは過酷な条件の中進んだ。
お世話になっている大好きなクラブから2チーム出走しており、
応援するため5区の終了地点(約7合目半)まで登り、
折り返し地点少し前で選手を待っていた。
風雨で寒くて寒くて震えが止まらない。。。
小屋はそんな人で溢れかえり、ゆっくりする場所もない。
仕方ない、、、
滝ヶ原自衛隊のみやはらさんがトップでやってきて、
颯爽と通り抜けていった。
おくのみやさんも通り過ぎる。
しばらくしてやぎぬまさんがやってきた。
ん!?いつもの感じと違う
あんなに強いランナーが小さくなり、
もう足元がフラフラ、大きい声で声をかけても届かない様子
どうしたのか、、、
身体に何か異変が起きていることは確かだったが、
必死に声をかけてみるが、
反応がない。。。
登りを見送ると、すぐに下ってきた。
足はフラフラ、下れていない
どうしよう。。何もできない。。
何回も転びながらただ襷をつなげるためだけに
血だらけになって下っていった。
”どうにか無事に降りて欲しい”
ただ願った
もう1チーム、ふくだくんを待たなきゃ
目を凝らし選手の中から探す
彼を上から見つけたとき、
嫌な予感が当たってしまったと思った
なんとふくだくんも同じような状態だったのだ。
走っているのに身体は震え、
足はフラフラ、
声をかけても届いているのかわからず、、、
なんでなんだろ
なんでそんなにいじめるんですか。。。
彼も身体が何かおかしくなっていた。
痛々しくて見ていられないが、
必死で声をかける。
登りを終え、下りを見送った。
無事降りて欲しい。。。
心配で自分もすぐに4区中継地点まで下山した。
砂まみれで、
尋常ないくらい震えるふくだくんをチームメイトが看護していた。
大雨の中、もっている服を着せ、
雨を塞ぐが彼の震えは治まらない。。。
やぎぬまさんの情報を聞くと、
4区中継点に到着したとき足は血だらけ、
身体は震え一歩も歩けない状態になっており、
仲間が背負って下山したということだった。
でもでも、
なんと2チームともちゃんと襷がつながっていた。。。
下のロード区間では命がけでつなげた襷をかけ、
まだ選手たちが走っていたのだった。
入賞圏内から狙えない位置になっても
チームだから、、、必死に最後まで襷をつなげる
なみだがでてきます
強いぬくもりをかんじました。
”すごい”
”すごすぎです”
カッコよすぎです
チームっていいなぁ
感動です
結局5区の彼らの身体に起きていたこと。
それは強い雨風のため奪われた体温、
寒さのため低体温になってしまっていたと思われる。
その上、富士山という酸素の薄い高地で
極限に追い込んで走るから身体が途中で異変をきたすことになる。
厳しい特訓をつんでいるが、
何が起こるかわからない
やぎぬまさん自身はレース中の記憶が途中から途絶えていて、
レース後半を覚えていなかった
心配されていた2人は下山し、
無事元気を取り戻すことができた
何より無事でいてくれたことが結果よりもよかったと思う。
結果は、来年につなげればいいんです、
来年また頑張る、
それだけなんです
ほんとにいいもの見させてもらいました。
戦う男たち、
それを支える愛いっぱいの仲間たち。
感動をありがとう
2009/08/03(Mon) 13:35:34 | 日記
Re:富士登山駅伝
いしかわさまそうですね、
チームを応援できることに誇りを感じます。
頑張らなくては見えない景色をみさせてくれるような気がします。いつまでもサポーターとしてスタッフとして、そして選手として山と関わっていきたいと思います