トルデジアンが終わってから
すごい勢いで体重が増えている
一度飢餓状態になったことによって身体が危機感を覚え
一所懸命身体を守ろうとしている自然反応だ
レース後にはいつもこうなるのだけど、
今回はすごい。
仕方ない、それだけ身体に無理をさせたのだから。
頑張ってくれた感謝の変わりに
身体には好きなようにさせてあげたい
こういう身体の素直な反応を見れるだけでも
生命の神秘を感じて感動する
生物はこれだけでなくたくさんの
すごい神秘をもって生かされているのだ
ほんとうにありがたい
トルデジアン3日目の夜、
250qを過ぎた山の上で天気が荒れた。
低温、雪に風。
山頂のエイドを出たらあまりの寒さの上、
わたしは疲れを忘れ突然ダッシュをしてしまった。
下界に降りてからクラウディオとキコを待とうと思ったのだ。
そしたらダッシュをした10分後、
クラウディオが追いついてきて、
息を切らせながら穏やかにこう言った。
「よかった。滑落してないか心配したよ」
ペースを乱した私に対して一言目に気遣いの言葉。
。。。。
ごめんなさい。。。涙
。。。。
補給を怠ってペースが遅れた時もそうだ。
言葉は何も発せず、私が見えなくなる前に止まり、
待っていてくれた
いつも準備が遅いキコ(笑)に対してもそうだ。
何も言わずただただ穏やかに待っていた。
クラウディオはすごい実力の持ち主で
100時間を裕に切れるのに、
「先に行ってもいいよ」
と言っても彼は先に行かない。
「仲間と走るのが楽しんだよ」と言うけど、
限界の時に人のことまで考えられるだろうか
心底の”おもいやり”を持って穏やかでいられるのだろうか
欲は出てこないのだろうか
Claudio Cheraz すごい人だ。。。。
レース終わったあと、
伝えきれない感謝を頑張って伝えても
クラウディオは????
彼にとって 人を思いやる ことはあまりにも普通で
当たり前すぎて何を言われているのかわからないのだ
こうして書いていても
ちょっと思いだすだけでも
クラウディオという人の”想いやり”に心が痛くなり
涙が溢れて止まらなくなる
ただ一つ言えることは
クラウディオに出会えて人生の勉強をさせてもらった
レースで人のペースに合わせるという単純なことではなくて、
それよりも深い何かを学んだように思う
わたしも彼のような思いやりにあふれた大人になりたい
彼は私のヒーローだ
昨日は陣馬、
今日は丹沢でツアー
昨日からようやく秋の気温になり
走りやすくなりました
トレランは寒すぎても大変なので
今の季節、もしくは春先が一番気持ちがいいですね
昨日は曇りで気持ち良かったっ
ただ、今日に限っては朝から一日雨。
みんなには”雨女だ〜”と言われまくったけど、
まぁみんなで走れば雨も楽しい。
休憩も少なめだったけど、
ポジティブなメンバーばかりだったので
雨でも全然 O.K!
ってことで(笑)
また遊びに来てくださいね〜-^
ありがとうございましたv